MuRATについて

MuRATのコンセプト

コンピュータは人々の生活に欠かせないものとなり、特に情報収集やコミュニケーション、ビジネスにおいては必須となっています。しかしながら、コンピュータの基本構造はこの30年間殆ど進化していないと言っても過言ではなく、それ故にコンピュータは未だ「プロのおもちゃ」の領域を脱することが出来ていません。

MuRATは、現在のコンピュータが抱える問題点のうち、特に「ノンプロ」なユーザにとっての問題点を解決することを目標に、ソフトウェア、ハードウェア及びシステムを構築、展開してまいります。


現在のコンピュータが抱える最も大きな問題点は、導入と維持管理の煩雑さにあります。既に、コンピュータは社会を支えるインフラに近い程の重要な役割を担っています。しかしながら、それを利用するユーザに負わされる負担は決して小さくありません。

水道は、蛇口をひねれば水が出ます。ガスは、栓をひねれば火がつきます。水道が出なくなることはまずありませんが、何かあれば水道局や水回り点検業者といったプロに対応を依頼できます。通常では、水道を利用される方が自ら水道管を点検したり配管を交換したりすることはあり得ません。

翻って、コンピュータについてはどうでしょうか。

ガスと違い、コンピュータには比較的頻繁に問題が発生します。コンピュータはハードウェアとソフトウェアが組み合わされた非常に複雑な造りをしていますので、問題が発生する箇所も多岐に渡ります。また、比較的システムが成熟しているガスや水道と違い、コンピュータはユーザ毎に全く違う環境を持っていると言っても過言ではありません。その為、コンピュータで発生する問題へ対処する事が出来るのは、事実上ユーザ自身しかいません。

MuRATの目指す未来は、この様な現状を踏まえた上でいかにユーザに負担を掛けないコンピュータシステムを作るか、ということにあります。


MuRATは、DeSP (=Desktop environment Service Provider) というコンセプトを掲げて、ユーザに負担のないコンピュータシステムを推進してまいります。

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